このページはシングル版(Don't Starve)の仕様についてまとめています。マルチ版(Don't Starve Together)の仕様についてはこちらのページをご覧ください。 |
–Wickerbottom, when examining a Carrot.
農業・量産 (Farming)はここでは食料やその他サバイバルに必要な資源を得るためのプロセスを意味します。一般的には作物を植え、成長させることが永続的に出来るベースキャンプを指し、大きく「農耕」、「ベリーの茂みなどの移植」、「畜産」に分類されます。
農耕 []
- Don't Starve Togetherの仕様についてはFarm Plantをご覧ください
農耕では農場か改良型農場を設置し、種を植えて野菜や果物を育てます。通常の種からはランダムに作物が成長します(それぞれの作物が発生する確率は下記の表参照)が、作物の種からは対応した野菜が確定で実ります。
農場では20個、改良型農場では30個の作物を育てると肥料が尽きるため、その都度肥料の補充が必要になります。種が成長するには光がある状態かつ気温が5度以上であることが条件になります。そうでなければ植物の成長は完全に止まってしまいます。成長速度は気温が28度以上の時に100%早くなり、雨が降ると降水量に応じて300%早くなります。つまり気温が28度以上かつ大雨の時は400%早くなるということになります。
なお、昼の光以外にも光としてカウントされるものは焚き火、ランタン、松明、ホタル、ブタの小屋の光です。
農場 | 改良型農場 |
材料:草x8、肥やしx4、丸太x4 成熟に必要な日光:4日分 育成可能回数:20回 |
材料:草x10、肥やしx6、石x4 成熟に必要な日光:2日分 育成可能回数:30回 |
農場に植えると特定の野菜を確定で成長させることができる作物の種は、育てたい作物を鳥籠に入れた鳥に与えると入手できます(マンドレイクとベリーは除く)。鳥に作物を1つ与えると作物の種を1個か2個(さらに50%の確率で通常の種1個)をドロップします。
通常の種からは以下の作物が成長します:
アイテム | 名前 | 発生率 | 発生率 |
発生率 |
発生率 |
---|---|---|---|---|---|
Carrot | 31.6% | 28.6% | 22.2% | 13.3% | |
Corn | 31.6% | 28.6% | 22.2% | 13.3% | |
Eggplant | 10.5% | 9.5% | 7.4% | 4.4% | |
Pumpkin | 10.5% | 9.5% | 7.4% | 4.4% | |
Dragon Fruit | 5.25% | 4.76% | 3.7% | 2.2% | |
Durian | 5.25% | 4.76% | 3.7% | 2.2% | |
Pomegranate | 5.25% | 4.76% | 3.7% | 2.2% | |
Watermelon | - | 9.5% | 7.4% | 4.4% | |
Sweet Potato | - | - | 22.2% | 13.3% | |
Aloe | - | - | - | 13.3% | |
Asparagus | - | - | - | 13.3% | |
Radish | - | - | - | 13.3% |
肥料 []
- Don't Starve Togetherの仕様についてはNutrientをご覧ください
フン、肥やし、生ゴミ、腐った卵は肥料として利用可能です。肥料を農場の種や成長中の作物に与えることで成長を促進させることが出来ます。
フン1個は日照時間1.5日分、肥やしとバケツ一杯のフンは1日分、生ゴミと腐った卵は0.25日分としてカウントされます。つまり成長させきるのに必要な肥料の量は農場ではフンなら3つ、肥やしなら4つ、生ゴミか腐った卵なら16個。改良型農場ではフンなら2つ、肥やしなら2つ、生ゴミか腐った卵なら8個必要ということになります。
農場では20個、改良型農場では30個の作物を育てると肥料が尽き、土の色が灰色になります。こうなったときは農場の土に肥料を与えれば再び作物を育てることができるようになります。フンを与えれば作物12回分回復、肥やしなら10回分、生ゴミか腐った卵なら2回分回復します。
ベリーの茂みや草の茂みなどはシャベルで掘り返し別の場所に植え替えると枯れたようなグラフィックになり、そのままでは従来のように資源を採取できません。このときもまた肥料を与えれば植物を復活させ資源を採取できるようになります。なお、復活させてもベリーの茂みは3~5回、草の茂みは20回資源を採取すると再び枯れてしまうので、その都度肥料を与える必要があります。(ちなみに植え替え前の自然の状態のベリーや草の茂みは肥料を与えなくても永久的に資源が採れます)
Reign of Giants[]
Reign of Giantsで追加されたアイテムであるグロマーの粘液は日照時間1日分になります。これで作物を実らせるためには農場であれば4つ、改良型農場であれば2つ必要になります。加えて、枯れた農場に使用すると8回分回復させることができます。
バケツ一杯のフンは肥やしと同じ効果を持ちます。つまり日照時間1日分かつ枯れた農場に与えると10回分回復させることができます。
作物は必ずしも熱を与えれば成長するわけではなくなり、あまりにも温度が高いと萎びてしまう可能性もあります。また、春は作物の成長率が25%上昇します。春の間に雨が降ると成長率が通常の325%となります。
植え替え[]
ベリーの茂み・草むら・若木・トゲの薮はシャベルで掘り返し、自由に植え替えることが可能です。素材を簡単に集められるよう、ベースキャンプのそばに集中させると便利です。ベリーの茂みと草むらは植え替えた直後と採取回数が限界に達したときに肥料を与える必要があります。若木・トゲの薮に肥料は要りません。
Don't Starve togetherでは植え替えたベリーの茂み・草むら・若木が病気にかかるようになりました。
冬の間はトゲの藪を除いて植物の成長が極端に遅くなります。これは実質成長が止まるのと同義です。また、Reign of Giantsでは夏になると暑さで植物が枯れてしまいます。
松ぼっくりを植えると常緑樹に成長します。常緑樹はどの季節でも成長するためどこにでも植えられる安定した丸太供給の手段となりますが、同時にTreeguardを発生させるリスクにも繋がります。
これらを密集させればすばやく採取できるようになりますが、落雷などによる火災で一気に全滅する弱点があります。延焼を防ぐために一定間隔をあけて植えましょう。落雷は避雷針で逸らすのが賢明です。
Lureplant Farm[]
Rocky Turf、Cave Rock Turf、Cobblestones、Wooden、Carpeted、Checkerboard Flooringの上に発生したLureplant(ルアープラント)はEyeplant(アイプラント)を発生させません。つまり、これらの地形の上にルアープラントを設置することでアイプラントに攻撃されるリスクもなくLeafy Meat(葉っぱ肉)を得ることができます。
葉っぱ肉はブタにあげて仲間にしたり鳥かごの鳥に与えて卵にしたりすることができます。ルアープラントから葉っぱ肉を採取すると2日後に再成長します。武器を持つと攻撃してしまうので何も持たない状態でクリックすることで採取できます。葉っぱ肉は出現してから腐っていくのでもしプレイヤーが採取せず放置していると腐ってしまい何も得られなくなってしまいます。
冬に入るとルアープラントは活動停止するためこの期間は葉っぱ肉を採取できなくなります。
Slime Farm[]
Slurtle Slime(スルートルスライム)はランタンや炭鉱帽の燃料として使ったり、着火して爆発させ地震を起こしたりするのに利用される腐らないアイテムです。これはSlurtleやSnurtleが石やフリント、金塊を食べた時にドロップします。
またSlurtleたちは宝箱に鉱物を入れておくと中身を取り出して食べてしまいます。この習性を利用して宝箱の中に大量の鉱物を入れておくと中身が空になるまで延々と鉱物を食べ、スライムを産出し続けます。さらに他の場所に落ちている鉱物に目移りしてしまわないよう壁で囲んでしまえばその場に留めることもできます。
牧畜[]
牧畜はチョウ・ブタ・ビーファローなど、自然に再出現する動物の牧場を作ることを指します。それぞれの動物にはそれぞれの増殖方法があります。
チョウ[]
チョウを増やすにはチョウを虫取り網で捕まえる必要があります。捕まえたチョウは花として任意の場所に植えることが出来ます。花は特に手入れなどは必要なく、植えた直後から新たなチョウが出現し始めます。花が多ければ多いほどたくさんのチョウが出現します。十分な量になってから殺してチョウの羽やバターを入手しましょう。チョウは冬以外であればいつでも出現します。花やチョウに雷が落ちないよう避雷針を建てておきましょう。
また、花をビーファローの群れの近くに植えることで発情中であればビーファローがチョウを自動的に殺してくれます。回収する際は自分も襲われないようにビーファローハットを装備しましょう。
Don't Starve Together限定ですが花をマグマの近くに植える方法があります。チョウがマグマに触れると炎ダメージを受けやがて死に、アイテムをドロップします。ただし回収の際はドラゴンフライに攻撃される恐れがあります。
ShipwreckedではElephant Cactusの近くに花を植えることで容易にチョウを殺してくれます。回収の際は自身も攻撃されないようにCactus Armorを装備しましょう。
Moleworm Farms[]
Molewormを閉鎖的な場所(島の隅など)に移動させることで肉を量産することができます。Molewormは自身の住処である穴をショベルで掘り返されたときやハンマーで殴られたときに住処を他所に移します。そこで好きな場所に新しい穴を作らせ、これを複数体に対して行うことで効率よくMolewormを狩ることができます。
Catcoons[]
Catcoonを飼いならすことで量産の手伝いをさせることができます。まず壁で囲まれた空間に花を植え、チョウを出現させます。Catcoonはチョウを攻撃しますので、それでドロップしたチョウの羽根を与えてアイテムを吐き出してもらいます。
また、囲まれた空間にCatcoonを複数入れることも可能ですが、一方が自分と友好関係を結んでいる場合、そうではない方と敵対し互いに攻撃し始めます。また、複数体と友好関係を結んでいる場合は最初にプレイヤーにプレゼントをあげた方がもう一方に攻撃を始めてしまいます。
Bees and Honey[]
養蜂箱の周りに花をたくさん植えることで蜂は効率よく蜂蜜を集めることができます。
養蜂箱からは蜂が2分おきに最大4匹外に出てきます。もし蜂が捕まる、もしくは殺された場合また新たな蜂が2分後に出現します。蜂は網で捕まえることでBee Mineの材料にしたり殺して蜂蜜か針を得ることができます。しかしそうすると養蜂箱からキラービーがでてきてプレイヤーに襲い掛かります。このとき近くに野良の蜂がいればそちらも加勢しに来ます。
蜂は6つの花の蜜を持ち帰ることで1つの蜂蜜を作ります。1つの養蜂箱に集められる蜂蜜は6つで最大とします。1つ以上蜂蜜ができた段階で好きなタイミングで蜂蜜を回収することができますがその際は中にいる蜂が怒ってプレイヤーに攻撃してきます。ダメージは養蜂家の帽子を装備することで軽減することができますし、遠くに逃げることで諦めて巣に帰っていきます。また蜂が4匹とも巣から出ている状態であれば蜂蜜を回収しても攻撃されません。ゲームシステムの都合上、あまり養蜂箱から離れすぎると機能が停止し蜂蜜を集めることができなくなります。
冬は蜂が活動停止するのでこの季節に蜂蜜を回収しても攻撃されません。ただし、養蜂箱の機能も完全に停止します。
ブタ[]
ブタはブタ小屋から出現し、そこで生活します。ブタ小屋ひとつ毎に1匹のブタが出現し、死亡した場合も数日後に再出現します。ブタは死亡時にブタの皮を落とすため、それを使って追加のブタ小屋を建てられます。ブタはプレイヤーに追従させて一緒に戦ったり木を切ったりするほか、野菜や花びら、生ゴミを食べさせることによって肥やしを入手することもできます。
ブタは満月の夜に外にいる、もしくはモンスター食料( )を4つ食べさせることでWerepig(ウェアピッグ)に変身し、周りの全ての生き物に対して敵対します。こちらも通常のブタ同様殺すと肉2つとブタの皮1つをドロップします。ウェアピッグはブタたちにとって仲間と認識されないため目の前でウェアピッグを攻撃しても怒って加勢しに来ることはありません。従ってモンスター食料が余っている時はウェアピッグ狩りをすることで効率的に肉を生産することができます。
Bunnymen[]
Bunnyman(バニーマン)は洞窟におけるブタのような位置づけのモブです。ニンジンを与えることで友好関係を結ぶことができますがブタと違い木を切ることはできません。彼らは夜行性で夕方から夜明けまでRabbit Hutchから出てきます。これを利用して同じく夜行性であるクモと戦わせることでドロップアイテムを量産することができます。バニーマンのドロップアイテムであるBunny PuffはFur RollやRabbit Hutchの作成に使われます。
ビーファロー[]
ビーファローはブタと違い、何もせずとも自然に肥やしをドロップします。ビーファローは繁殖期に子供を生みますが、同時に攻撃的になります。肥やしを拾う時に攻撃される可能性があるため、牧場はベースキャンプから少し離れた場所に作りましょう。
Spiders[]
クモはSpider Den(クモの巣)から発生します。レベル3に成長したクモの巣やスパイダークイーンを倒すとSpider Eggs(クモの卵)をドロップし、これを地面に設置することで新しいクモの巣となります。レベル2以降のクモの巣になるとSpider Warriorが出現するようになります。いずれも殺すとMonster Meat、Silk、Spider Glandのいずれかをドロップします。
最も安全な対処法としては罠にかけることです。日中であればクモは巣の中にいるのでわざと巣の地面を踏んでクモを呼び出し、罠に誘導することで簡単に捕らえることができます。これを巣の中のクモがいなくなるまで繰り返すことでアイテムの量産が可能です。欠点としては、罠を作るためのコストがやや高いところと、時間がかかるというところです。
他にもクモの巣の近くにPig HouseやRabbit Hutchを設置してブタやバニーマンと戦わせる方法があります。ただしこの方法だと迅速に食料の回収を行わないとブタかクモいずれかが勝った時にモンスターの肉あるいは肉を食べられてしまう事と、バニーマンの場合肉を回収した瞬間敵対して襲い掛かってくるという欠点があります。
Rabbits[]
(このウサギはバニーマンではなく消極的な動物の方のウサギを指します)ウサギは一か所に3つ以上ウサギの穴が集まっている場所を見つけるといいでしょう。簡単にウサギを捕らえる方法として穴の上に罠を設置することです。こうすることでウサギが巣から出てきた瞬間罠にかけることができます。(たまに捕まえられずに罠だけ動作することがあります。)ウサギは夕方に巣に帰るのでその頃に罠をチェックしに行くと良いでしょう。春はウサギの穴が崩れてしまいますがショベルで掘り返すことで無理矢理追い出すことができます。ただし一度掘り返された穴は二度と復活しないのでおすすめしません。